無闇にはじめる筋トレはコンプレックスを冗長する
ちょっと極端なタイトルになりましたが、私の体験談として聞いてください。
筋トレブーム、ありましたよね。
私もそれに乗っかったうちの1人です。
もともと私は細い細い、と周りの人には言われていたのですが、服着ているからわからないだけで、自分ではそこまで太ってない割にすごくスタイルが悪いなと思っていました。
裸になると、XO脚で脚の形がすごく悪くて、肋骨が出ているからか胸カがカップ数のわりには小さく見えてたからです。
そこで、インスタで一般の方が宅トレで細くなったビフォアフターみせているのを見て、
「ジムでゴツい器具つかわなくてもこんなに変われるんだ!」
というのと、
そのビフォーアフターが脚の形まで綺麗になったように見えて、
「鍛えるべきところを鍛えると脚の形まで綺麗になるんだ!」
と思って筋トレを始めました。
でも多分、そのインスタの方はもともと脚の形は整っていてそこにただ脂肪がのって、その脂肪によってビフォーの脚の形があまり綺麗にみえなかっただけかも、と今になって思います。
なぜかというと、
筋トレによって最も醜い姿になった私が身をもって知ったからです。
脚をきれいに細くしたい
胸を大きくしたい
私は、大臀筋と大胸筋を鍛える宅トレをはじめました。
なぜ脚を綺麗にしたいのに大臀筋を鍛えたのかは、お尻を鍛えると歩くときに脚の無駄な筋肉を使わなくなるからすらっとするという情報があったからです。
足首にアンクルウェイトをつけて、四つ這いになって片足ずつ上げ下げするトレーニングと、
仰向けになって左右に手を広げ、両手に2キロずつのダンベルをもち、胸の上で手をあわせるようにもちあげるダンベルフライを主にやってました。
結果、、胸とお尻は大きくなったのですが、二の腕がめちゃめちゃ太くなり、下っ腹がどうやってもでるようになったのです。
そう、今まで細くて気にしていなかった上半身まで太くなり、下半身はお尻だけ大きくなりほっそり脚は手に入らずです。
醜いをアップデートしたんです。
特に二の腕が太いと一気に全部が太い人に見えますよね。
だからか次々とまわりから太った太った言われるようになったんです。
久しぶりに会う友人に、百発百中太ったといわれるので、
しばらく会っていない人に会うのが怖すぎるし、合コンとかでもすっかり扱いが変わりました。笑
とにかく人に会うのが怖いのなんの!
服は当たり前に入らなくなるし、試着は必須になりました。
あぁ、太るってこんなに世界が変わるんだ。
こんな悩みのなかった今までの私は十分細かったのかもしれない。
体重をはかると8キロ増えてました。
これは筋肉量が増えたからっていうのもあると思いますが、見た目も8キロの数字通り太った気がして、本当意味がわかりませんでしたよ。
戻し方もわからないし!
当時私は美容ライターや雑誌編集の美容担当の方とお仕事していたので、その界隈から聞いた、整体兼インナーマッスルを鍛えるサロンに駆け込みました。
そこの整体師さんが最初に色々分析してくださるのですが、それでなぜ私の身体が醜くなっていったかがわかりました。
簡単に言うと
「もともと私は巻き肩だったのが大胸筋を鍛えたことによってより内に巻いてしまい、そのバランスが崩れたことによって腕が太くなった」
「もともと反り腰だったのが、お尻を鍛えたことによって、それを冗長し、下っ腹が出るようになった」
ということがわかりました。
要はもともと持ってた身体のダメな部分をより加速させるようなことをしてたんです。
そんなこんなで、結局は本来からずれてしまった骨の位置とか、
それに伴う姿勢を整えることがまずは大事だと身をもって知ったのでした。
今は骨格から改善し、インナーマッスルを日常的に使える身体にしていくYumiCoreBodyに通い、太る前よりもかなりいい感じになったきたので、それについて今後たくさん語っていきたいと思います。
あー20代半ばの一番楽しい時期を太った体で過ごしちゃって、ほんとーに悔しい!!!
ではまた。